むつ下北未来創造協議会

THE CONCEPT OF ASSOCIATION
設立趣旨について

私達は、「知の集積」を図りながら、 地域で活躍できる人材を育成し、
挑戦溢れる「THE SHIMOKITA」を創造します。

この春、むつ下北地域初となる高等教育機関「青森明の星短期大学下北キャンパス」に、新型コロナウィルス禍の中、18名の学生が入学し授業が開始いたしました。
新しい学び舎に希望に溢れた若い声が響いています。

世の中は「新型コロナウィルス」によって大きい変化を余儀なくされています。
経済的毀損は計り知れない状況にありますが、 歴史的転換点を生きていかなければならない運命に、  地域をあげて団結し、 幅広い知見を持って立ち向かわなければなりません。

「いまを生きて、未来につなげる」ことが、我々の使命であると自覚しています。

むつ下北地域は、これまで「高等教育機関の空白地域」でした。
高校を卒業し、 より専門的な学びを願うと同時に地元、 親元を離れることが強いられてきました。
また地元を離れるということは、 経済的な負担もとても重く、 学びを諦めた子供たちが多数存在しました。

地元に高等教育機関が存在するということは、むつ下北の子供たちにとって「学びを諦めなくていい」という希望が生まれます。
小学校、中学校の子供たちからも「下北キャンパスあるし!」の声が聴かれます。人口減少時代に、高等教育機関が設置されたことは「とても稀な奇跡」だと感じています。

このような事情から「これまで高等教育機関がなかった地域」の強みとして、 たくさんの大学・短大・研究機関の皆様に 結集していただき、 そのお力をお借りして 地域振興に 生かせないものだろうか? と我々は考えました。 「知の集積」が 図られることで、 10年、20年後の むつ下北地域が 「本州最北端の下北」から、 最先端の 「THE SHIMOKITA」になることも 可能ではないかと考えています。 「学べる」 「自由に学べる」ことの 素晴らしさを知った これからの 子供たちの手によって 「THE SHIMOKITA」が 創られていくことを願って止みません。
時代は情報のグローバル化にこれからも進みます。
半島に生きるものとしての「距離」のディスアドバンテージは ICT技術によって克服されました。

これからは下北が誇る「雄大で豊かな自然」と「科学の最先端都市」が共存する時代を迎えます。 本日お集りの皆様のお力をお借りして、 夢ある未来の地域づくりのため協議会を 立ち上げることといたしました。
皆様方におかれましては「THESHIMOKITA」に込めた気持ちをお汲み取り頂き、 ご協力いただきますことを心よりお願い申し上げます。

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